GI GLASSESは鯖江でキレイに整えていただいていることもあり、新品のようだというお声もいただいております。鯖江の技術の高さと丁寧さが50年の時間を感じさせないレベルまで完成度を高められたという点ではすごい成果だったと思います。
もちろん今回は未使用のリムが見つかっているのでキレイなのは当然ですが、今後、また別のヴィンテージマテリアルを扱うようになった時、どこまでレストアすルカかは考えものだなと感じています。
ヨーロッパでは、修復というと、新品のように戻すのが正解ではなく、その時間の経過までを想像して修復していくのが正解。
一方アメリカ式はとにかく新しくというのが主流(日本に近いかもしれません)です。
文化を一次資料として次世代に繋ぐというCUKTURE BANKのミッションを考えると、私はなんとなくヨーロッパ式が良いんじゃないかなぁと思ったりします。