☆★CAMPFIRE 御礼!!
こんにちは、CULTURE BANK 代表の山本です。この度は弊社のプロジェクトにご支援いただき誠にありがとうございました。沢山のご支援をいただいた事で、文化資産保護の価値観にもご賛同いただいたと感じ、とても嬉しく思いました。
CULTURE BANKという事業を始めたきっかけは、効率と低コストだけが求められる昨今、かつての高いクラフトマンシップによって生み出されたプロダクトが激減しているという事実からです。これは良いものが買えなくなるという事だけでなく、ものづくりの資料が無くなるという事でもあります。未来のクリエイターのために少しでも”良いモノとその情報”を繋いでいくのは重要なことなのではないか・・・そんな想いからスタートいたしました。
私を含めプロダクトデザイナーの多くはものづくりに携わる過程で、かつて開発された良いプロダクトから沢山の学びを得て、自分たちの活動に生かしています。そんな中、世の中から、学ぶべき良いモノが激減しているのです。CULTURE BANKの力で、今すぐに消費トレンドを変えることは出来ませんが、現存している優れた“プロダクトや技術”は情報と共に未来に残していくことが可能なのではないかと考えています。
何かしら手がかりを残しておくことで未来のクリエイターはその資料を元に新しい発想ができるはずです。文化資産がまだ残る今このタイミングで行動を起こしておくことはとても重要なことだと考えています。
とは言うものの、、実は今回のGI GLASSES。このCULTURE BANKという事業の計画段階で、偶然お話をいただき、構想半分のまま見切り発車で始めてしまったんです。。色々コミュニケーションなど中途半端ですみません。。汗
しかしながら ”ブツ” がありましたのでスピードが早い上に、強い。これも運命的なスタートだったのだと感じています。
また、鯖江チームとの出会いも素晴らしいものでした。彼らに戸惑いはあったものの、50年前のリムという実物からDNAを読み取り、足りないパーツを生成し製品にしてしまうという技術力の高さ。本当に驚きました。まさに歴史的資料 x 鯖江の職人芸により実現できたプロジェクトです。
プロジェクトリーダーとして自ら言うのも恥ずかしいですが。とても素敵なモノができたのではないかと確信しています。ぜひ文化資産を楽しんでいただきながら、大切に未来へ繋いでいただければと思います。不要になることがございましたら捨てずに転売してください。残していくことが大切です。情報はずっとCULTURE BANKサイトに残してありますので引き継いだ方もいつでも見ることができます。
長い間、生産の期間をいただき本当にありがとうございました。新しいプロジェクトが始まりましたらメールやSNSなどでご連絡いたします。今後ともよろしくお願いいたします。
株式会社ウーリー/ CULTURE BANK
代表 山本 友弘