
CULTURE BANKを通して、イベントの機会、講演させていただく機会もいただいておりましたが、2月中旬以降は全てのイベントが中止。一部、製品をおかせていただいていた店舗もしばらくクローズと、なかなか厳しい状況になっています。
私自身、皆様に私たちの製品を見たいただいたり、直接お話をしたり楽しみにしていたのですが、今しばらく我慢が必要なようです。

今回は一つ、メガネの蝶番について語りたいと思います。
商品説明の通り、フロントは、本物の60'sリムで、耳にかけるテンプル部分はプロジェクト用に新しく作り込まれたものです。二つをつなぎ合わせるには、60年代リムに合わせて反対側の蝶番を作り込む必要があります。
蝶番は通常、同じ工場でオスメスセットで作られるのが当たり前ですが、今回は別々に作られているのです。簡単そうですが、昔の規格にぴったり合わせて作るのは実はなかなか困難なこと。
小さいですが、鯖江の技術がキラリとひかるディテールだったりします。
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