第一プロジェクトがCULTURE BANKの構想を実現した。その2

CULTURE BANK カルチャーバンクがヴィンテージのメガネを文化保護前回の記事

企業にいた頃のマテリアル開発の経験から得た知見を使って、過去に作られたものがなぜ良いのかを噛み砕き、説明し、少しでも現存する文化資産を未来の為に残せないか、そういつも考えていました。

そんな中、今回LAで行き場のないGI GLASSESのリム(レンズ枠のみ)がデットストック状態で見つかったと報告がありました。”軍モノ”と言うと皆さん、品質が悪い、雑に作られてるんじゃ?と思われるかもしれませんが、実は滅茶苦茶こだわって作られているのをご存知でしょうか?このメガネもリベットは昨今の飾りリベットではなく、蝶番まで貫通して留めつけてあるしっかり作り込んであります。(命をかけて戦う場所に行くわけですから作りが良いのは当然なんですが。)

このリムはこのまま放置しておけば劣化して使い物にならなくなってしまいます。現状は劣化もほとんどない状態ですが、また倉庫で密閉されて、少しでも環境が変わればセルロースなのでどうなるかわかりません。

偶然にも私の近くで、作りの良いメガネのリム(レンズ枠のみ)が見つかり、しかもそれは後世に残していくべき文化資産として十分な価値のあるものでした。流石にわかってて見捨てるわけにはいかない。そう思い新たな自社事業としてまた一つ立ち上げることになりました。

ブランド名は、人の生活の中で生まれた文化(Cluture)、情報の蓄積(Bank)と言う意味を合わせ、CULTURE BANKカルチャーバンクとしました。

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