
メディアにも特集していただく機会も増え、メガネについてお話をすることが多いのですが、製作者としてはケースも大切にしています。
60’s当時は布や皮のケースが主流でしたが、CULTURE BANKのプロジェクトではあえてアルミケースを採用しています。
その理由は?
単純に心配だからです。日本で生活していると、案外カバンに入れての持ち運びが多いのです。サングラスはカバンに入れたまま満員電車で押しつぶされたりタフなシチュエーションで使用されています。
そんな時はやはりアルミのハードケースが好ましいのではないでしょうか。
しかし、せっかく作らならケースにもこだわりたい。
直線とカーブを組み合わせた形状、蝶番による開閉など、できる限りシンプルなスタイリングに仕上げています。極め付けは表面の仕上げ。昨今のアルミ製品はほとんどヘアライン加工(表面をあらかじめ傷つける加工)を行います。これは使用による表面の傷が見えにくくなる為ですが、CULTURE BANKではあえて傷がつきやすいRAW FINISHを採用しています。
このFINISHINGにより60'sの米軍ギアケースのような風合いになるのと同時に、ケース自体もエイジングが楽しめるようになります。ぱっと見わかりにくいディテールですが、製作者としては実は結構子だっわっていたりします。
Related Posts

CULTURE BANKを通して、イベントの機会、講演させていただく機会もいただいておりましたが、2月中旬以降は全てのイベントが中止。一部、製品をおかせていただいていた店舗もしばらくクローズと、なかなか厳しい状況になっています。
私自...
Read More
かなりオタクっぽい特集のMONOマガジンに取り上げていただきました。と言いつつ、私たちのプロジェクトも、かなりオタクっぽいかも。。
以前イベントを行った時に、あるお客様に聞かれましたが、「このサングラス、かけたらモテますか?」と。
C...
Read More
ヴィンテージグリーンのレンズでサングラスもいいけど、クリアレンズのシンプルなものが欲しいというリクエストもありました。数は少なめですが、クリアレンズを入れたものもラインアップに追加いたしました!!
Read More
GI GLASSESは鯖江でキレイに整えていただいていることもあり、新品のようだというお声もいただいております。鯖江の技術の高さと丁寧さが50年の時間を感じさせないレベルまで完成度を高められたという点ではすごい成果だったと思います。
...
Read More
年末年始期間の配送について
日頃より UNBROKEN 公式オンラインストアをご利用いただき、誠にありがとうございます。
年末年始期間中のご注文、及び配送スケジュールのご案内をさせていただきます。お客様にはご不便、ご迷惑をおかけい...
Read More
メガネはデリケートなものですが、日々の取り扱いや簡単なお手入れを行っていただけると長持ちします。
<取り扱い>・メガネの掛外しは両手で行うとフレームに負担がかかりません。・メガネに付いた汚れは水洗いで問題ありませんが、洗った後に自然乾...
Read More
右と左の矢印を使ってスライドショーをナビゲートするか、モバイルデバイスを使用している場合は左右にスワイプします